美女と野獣”魔法のものがたり”は、ベルが歓迎されて、見た目が意地悪な野獣の優しさを垣間見て、なんとなくいい雰囲気になったところで村人の襲来があり、命を失いかけた野獣にベルが涙して、薔薇が復活し野獣がアダム王子に戻る、という流れです。
そしてあらゆるところに、美女と野獣のストーリーに登場した色々なモノが登場しています。
さて、乗り場に到着しました！
ここからはお皿に乗って、美女と野獣の世界を観ていきます。
ちなみに、お皿に乗るので、私たちはキッチンから出発します。
前に2名・2名、後ろには3名・3名だったと思う…で、キリのいい感じで乗り合わせていきます。
タイミングによっては少人数で出発、なんていうこともあるみたいですね。
美女と野獣”魔法のものがたり”は安全バーではなくシートベルト。
全部のライドに10名前後乗せて一斉に出発！
入口のドアが2つあります。
後ろの方にいるライドがスーッと横に来て、出発となりました。
お皿型ライドに乗った私たちが見るのはまず、ベルが1人でテーブルについている姿。
ここでは「ひとりぼっちの晩餐会」にあわせ、蝋燭のルミエールとティーポットのポット夫人や置き時計のコグスワースなどとの物語が繰り広げられます。
当時、美女と野獣のストーリーを全く知らなかった私でも、この部屋を出る頃にはもう帰ったら美女と野獣観るわ！！！みたいな気持ちになっていて、かなりテンションがあがりますねこれは…
ひとりぼっちの晩餐会の次は、「愛の芽生え」に乗せて野獣とベルの物語が繰り広げられます。
この部屋のビジュアルは雪景色。
先ほどのお部屋とは違う殺風景で寂しい景色なんですが、ライドがこの部屋に移動した途端「サムッ！」と声が上がる程度に寒いです。
そうそう、それからニオイにも注目！
個人的には野獣の小鳥の変化にも注目してほしいです。
野獣とベルが心を通い合わせたかな～という演出の後、
（後から元の物語を観て知りましたが）ガストンたちによる城の襲来と（ガストンは未確認です）、野獣の家来たちによる城とご主人さまを守るような描写がありつつ、物語のクライマックスへと向かいます。
ベルのあの一言が…！あの一言が響き渡り、野獣は元の応じの姿に！！！いやあぁ！！！素敵！！
クライマックスは元の姿に戻ったアダム王子とベルが、大広間の真ん中で踊るシーン。
ベルと野獣をずっと応援していた家来たちに見守られ、幸せそうな2人を「これでもか！！！」というほどに見せつけられちゃうのです。
窓の外の山並みなどの景色まで素晴らしくて、天井にはシャンデリアと天窓の空。本当に圧巻ですよ！！
これ、絶妙にカラーが移り変わっていくんですね・・・
朝焼けから昼の優しい日差し、夕焼けから夜と刻々と変化していく茜色からブルーの景色の中で寄り添い合う2人が最高に幸せそう…
私たちはライドに乗りながら、まるでワルツを踊っているかのように2人の周りをまわります。
もうここ、本気で楽しい。ここまで笑顔になれるってマジで凄い。最高過ぎる。（注：筆者は当時美女と野獣を観た事がありませんでした。）
今乗り物に乗っていなかったら、もしかしたら夫と手を取り合ってワルツを踊りだしてしまったかも知れない。
王子とベルが躍る大広間を出るとそこには1輪のバラ。
そう、例のバラです。（この時は知らなかったけども）
ここで物語の締めくくりとなります。
程よい余韻を残し、アトラクション終了。
