\お土産を独断と偏見で評価/
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伊豆の下田にある黒船ホテルに泊まってきました。今回のお部屋はホテルの中で最安値の西館一般和室。我が家の子連れ宿泊記とともに、客室の様子・宿の雰囲気やアメニティ、レストラン情報などと満足度をレポートします。
伊豆の下田と言えば黒船。「ペリー来航」という言葉は、歴史が超苦手な私でもなんとなく知っている…
下田のアイコン的存在とも言える黒船をホテル名にドーンと使っているホテル…ある意味では下田を代表するホテルと言っても過言ではないはず!
というわけで、下田の黒船ホテルに子ども連れで宿泊してきましたので、徹底的にレポします♡
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黒船ホテルは、下田の道の駅「道の駅開国下田みなと」や「まどか浜海遊公園」のすぐそば。
近くには2023年に新たに開設された、下田の10個目の海水浴場「柿崎海水浴場」もある、好立地です。
しかも、国道135号線沿いにあって、ピンクの…ある意味下田らしからぬカラーのホテル、言い換えれば下田のブルーの海に映えるホテルなので、絶対にすぐ気付きます(断言)。
当サイトでは車での行き方を紹介しています。
下田駅方面から黒船ホテルの行き方は、国道136号線から国道135号線に入り、道の駅下田開港みなとが右手に見えたらすぐ先左側にあるピンクの建物です。
河津や白浜方面からは、国道135号線を南伊豆方面に進んでいき、右手にすジョナサンがある信号の少し先右側にあるピンクの建物です。
黒船ホテルは国道沿いのホテルで立地が良いのにお手頃というだけに、駐車場に関してはちょっと不便な点があります。
台数が限られているので、宿泊プランの中には普通よりさらにお手頃に設定されている分「駐車場利用不可」というプランものもあるので、予約の際は注意しましょう。
黒船ホテルの駐車場は地下駐車場で、入口はかなりわかりにくいです。
どことなく従業員さん用の出入り口っぽいオーラもあって、入っていいのかわかりにくいんですよね。
なので、直に駐車場に入るより、まずいったん車寄せに停めるのがおすすめ。
車寄せはこんな感じで…
これもまぁまぁわかりにくいですが、ここは車で入っちゃって大丈夫です。
大きな車はここに駐車するので、右側に車が停まっていることがあります。
地下駐車場はこんな感じ。
うちは車幅185cmのステーションワゴンですが、空いている場所はのきなみ大きめの車が停まっていて、停められそうな場所がなく、スタッフの方に相談させていただきました。
車寄せに停めるか、カラーコーンが立っていた場所を開けてくださって、どちらか好きな方を選んでいいとの事だったので、カラーコーンが立っていた場所に停めさせていただきました。
ちなみに、車の鍵はフロントに預けます。
我が家はこの日移動日でかつ吉佐美大浜で海水浴を楽しんで黒船ホテルにやってきたわけですが、駐車場の事を相談した際に駐車場まで来てくださったスタッフの方が荷物を運んでくださり、ヘトヘトだったのですごく助かりました。
さすがに17:00だけあってフロントは空いていて、前に2組ぐらいだったかな。
黒船ホテルは西館・東館・センター館・お離れの4つの棟があって、大浴場や食事場所の説明がありました。
スタッフの方は外国の方が多いように感じたけど、すごく丁寧だったな。
浴衣はセルフサービスで。
色浴衣は別料金500円でレンタルすることができます(含まれているプランもあるのかも)。
先にお伝えしちゃいますと、今回の宿泊、だいぶ前に予約をしたという事もあって夏の下田なのに朝夕食付きで3万円台なんですよ。
ヤバくない…?
色浴衣500円足しても全然オッケー。全然安い。(今回は借りませんでした)
黒船ホテルの客室は、
以上があります。
今回宿泊するのは黒船ホテルの中でも最安値の西館一般客室です。
フロントは東館にあるので、ロビーの端まで行き、東館と西館のつなぎ目付近にあるエレベーターで自分が泊まるお部屋のある階まで上がります。
エレベーターの近くにあるミニ水族館からフロントを振り返ると…
けっこう広いんです。
お部屋までの道のりで双眼鏡?発見。
子どもは「見える!!見える!」と興奮していたけど、私が覗いても老眼で何がなんだかわからなくてちょっと笑ってしまったw
老眼地味にキツイww
西館の一番奥にある角部屋が、今回のお部屋。
かなり歩いた気がする。
さて今回の西館一般客室に到着!
玄関を開けると…
おー!思ったより広いです。
中に入るとこの通り。
わわわわわ…いやコレは3万円台の眺望じゃなくない?!!!
広縁に出ると窓がワイドで右手に漁協が見えて、またそれもいい感じ。
ただ、目の前が道の駅の駐車場なので、広縁で素っ裸で立ってたら丸見え状態かもw
今回のお部屋はお風呂ナシなので、水回りはトイレと洗面のみ。
トイレはコチラ。
ペーパータオルの入れ物とタンクに年季を感じるけど、においもせずキレイでした。
それから、洗面。
こちらも年代を感じるけど不便なく、しかも台拭きが置かれていたのが良かった。
黒船ホテルのアメニティ類を紹介していきます。
基本アメニティは
など。
ヘアゴムがあったのが地味にポイント高い。
そしてスキンケアアイテムはコチラ!
えっ…MIKIMOTO…?!
3万円台のホテルに置いてあるのはどう考えてもアレでしょ!炭とかオレンジとか馬油の謎スキンケアでしょ。
でも黒船ホテルは炭とかオレンジとか馬油の謎スキンケアじゃなくMIKIMOTO、こんな太っ腹ある?
しかも、クローゼットには多めのタオルと、湯かご2つ(写真は夫が早速使っている)。
それだけでなく、ビニール製の巾着も人数分。
これ、大浴場に行くのに地味に助かるんですよね。
黒船ホテルの子どもアメニティです。
可愛らしい柄のタオルと、カラフルな歯ブラシがお部屋に置かれていました。
浴衣は大人と同じ柄で、黒船と波の柄がいい感じ。
お部屋には子どもサイズのスリッパも置かれていました。
黒船ホテルのお付きのお菓子は「ニューサマーゼリー」。
このゼリーは伊豆特産のニューサマーオレンジに、吸収率が高いと言われている「マリンコラーゲン」を配合し、ゼリーに仕立てた人気のお土産。
ちなみに、このまま凍らせてシャーベットにして食べてもオッケーなんですよ♡
黒船ホテルのお部屋には空の冷蔵庫があるので、冷やしていただくと、海水浴帰りの身体に染み込んでいい感じ!特にコラーゲンが足りていない私が家族を代表して全部いただきました(夫も息子も食べないというのでね)。
黒船ホテルのこのお部屋は今回3万円台なわけですが、なななななんと!
ネスプレッソ発見!
いやいや、これはすごいですよ…この価格帯のホテルでコーヒーが飲めるのってなかなかないのでは?!
カプセルは4つ。他にほうじ茶と煎茶も備え付けられていて、飲み物は充実していました。
さてお部屋で少し休んだ後は、館内を散策してみましょう♡
まずはロビーへ降りて、チェックインの時に見つけたフリードリンクバーをチェック!!
時間も時間なので残り少ない状態でしたが、お土産屋さんで買えるチョコも置かれていて、夕飯までのほっと一息に良さそう。
しかも黒船ホテルってロビーからの景色もいいし、のんびり過ごしている方がチラホラいらっしゃいました。
近くのミニ水族館には…
おっと!勇ましいミッキー・マウス。
いつからいるのかしら。
黒船ホテルはキッズルームがあるようなので、ちょっと見に行ってみました。
キッズルームの入口には熊さんがお出迎え。
どんな感じかなーなんて中を覗くと、なんかわかんないけど部屋になってる!!!
キッズルームの中はなんと4つのお部屋に分けられていて、1つ1つがまぁまぁ広いし、小さな子が好むおもちゃが置いてあるお部屋は転んでも大丈夫なようにクッションが敷いてあります。
1つだけ読書部屋みたいなお部屋があって、そこもなんか絶妙に落ち着く感じ。
っていうかこれ、すごくない?!
うちの子どもなんてもうSwitchしかしなくなっちゃったけど、幼稚園の頃にでも来てたらさぞや喜んだだろうな…
キッズルームを卒業したお子さんが楽しめる場所も黒船ホテルにはちゃんとあって、それがコチラ。
黒船レトロ広場っていうんですって!
ここは、けん玉、お手玉、ダルマ落とし、万華鏡など、昭和初期の日本の遊びをテーマにした広場。
投げ輪をしたり、絶対無理だろ!っていうような5つぐらい連なったけん玉とか、羽つきとか色んな懐かしいおもちゃがありました。
中でも我が家が盛り上がったのがテーブルサッカー!
前にやっていたカップルがめちゃくちゃ盛り上がって大爆笑していて、「何をしてても楽しいんだろうな…初々しくて眩しいぜ…」とか思ってたんだけど、黒船ホテルのテーブルサッカー、年季が入っていて取っ手がスポッと抜けたりするアクシデントがあり、我が家も大爆笑してしまった。
テーブルサッカーで盛り上がって、テンションが上がったまま我らが向かったのはフロント。
黒船ホテルでは、売店で3,000円買うとくじを1つサービスしてくれるのですが、1回300円でもトライできるのです。
今回チャレンジしたのは私と子ども。
子どもはくじ運がマジで皆無でして、この手のくじで元を取ったことが一度もないのですが…
じゃん!
1等を引きました!(私が…w)
1等は大きめのおもちゃやレディースのけっこうしっかりめの財布とか、ブランド香水などが選べたので、お部屋で家族で遊べそうなコチラをいただきました。
これ、買うと1,000円ぐらいなので、だいぶいい感じなのでは?!
息子が引いたのは4等のドクターフィッシュ体験。
しかも、子どもだけでなく同伴者の私も一緒に体験させてもらえて、さらにタオルも貸してもらえるという太っ腹っぷり。
ちょっとどう考えても私の足に集中的に食らいついてきて、ロビーにあるから絶えず人が通りかかるんだけど、通りかかった小学生の姉妹が「足が臭い方に寄ってくる」とか何回も言ってておもろかったww
黒船ホテルのおみやげコーナーです。
売店というよりおみやげコーナーって感じでして、海グッズとかはあまりなかった気がする。
逆に民芸品とかマダムが好きそうなファッション雑貨とかが多めでした。
ロビーから、今度はエレベーターで上階へ。
突如現れるフレンチテラスには本物のポトスがいきいきと生えていて、まるで外みたいな雰囲気で、違う場所に来たみたいな不思議な気持ち。
奥に進むと、これまた懐かしい雰囲気のゲームコーナーが。
このえんじいろの椅子がまた昭和っぽくてレトロ〜!!
このゲームコーナーにはパパと子どもの組み合わせが出たり入ったりしていました。
近くにはクレーンゲームもあって、とにかく退屈しないで過ごせそうだわね!
黒船ホテルは飲み物の自動販売機もありました。
大浴場の近くにはアイスの自販機。
けっこう良いラインナップ。
黒船ホテルにはコインランドリーもあります。
海で遊んで持ち帰った水着を洗えたり、子どもが汚してしまったお洋服等を洗えるのは子連れ旅で嬉しいポイントですよね♡
黒船ホテルの大浴場は7階から階段で下った先にあります。
階段を降りると、男女の大浴場の入り口前に椅子が置いてあって、アイスの自販機がありました。
お風呂上がりにここで待ち合わせても良さそう。
大浴場はそれなりに広くて快適でした(写真はもちろんない)!
露天風呂は、そんなに視界が開けているわけではないけれど、下田湾の灯りを眺めながらぼーっと過ごすことができてよかったな。
温泉は下田温泉。
単純温泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)です。
館内を散策してお風呂に入ると、あっという間に夕飯の時間。
黒船ホテルには、
以上の2つの食事会場があり、宿泊プランによって食事会場が変わるのだけど、今回は「黒船の間」のプラン!
ちなみに料亭のプランはけっこうな金額がして我が家にはちょっと手が出ない感じ。
食事会場にやってきました。
黒船の間はリニューアルされたばかりなのか、公式サイトなどに載っていた写真では広い宴会場にテーブルが置かれている感じだったけど、実際は1席1席が区切られたソファのようになっていて居心地良さそうでした。
我が家は奥にある個室に案内されたので椅子とテーブルでしたが、個室じゃない席はクッションとかが置かれていておしゃれっぽかったです。
今日のメニューはこんな感じ。
テーブルにはすでにところてんが置かれていたけど、ちょっとぬるくなっちゃってて残念だった。
ドリンクに面白いものがあったのでオーダーしてみました。
子どもは静岡マスクメロンサイダー。
私はコチラ!!
わさびジンジャーエール!
わさびジンジャーエールは、なんなら昔からあったんじゃない?っていうぐらい、普通に美味しいしどこか懐かしいような味…
茶碗蒸しは桜えび、鍋物は静岡のお茶、焼き物は静岡のもち豚、それから金目鯛などなど。
味は絶品ッ…!という感じではないけれど、そりゃもうお値段がお手頃な宿ですからね。十分なクオリティです。
黒船ホテルのお子様メニューはこちら。
ハンバーグや唐揚げ、エビフライなどに野菜がたくさん添えられていて、なおかつお刺身までいただけるという!
お刺身大好きな子どもは大喜びしていました♡
この他にご飯とお味噌汁、それからデザート付きです。
そうそう、食後はロビーでプチデザートが出ていました。
我が家がお腹いっぱいだったのでいただかなかったんですけども、紹介しておきます♡
今回のプランの朝食はバイキングでした(お料理の写真は、お客様の邪魔にならないよう撮りませんでした)。
和洋バランスよくおかずがあって、夫がめちゃくちゃたくさん食べてた…
私は海水浴の疲れでサラダとコーヒーぐらいしか入らなかったけど、お料理の場所が広めで、お客様が多い割に混み合わないのがいい感じ!
プランによっては、夏の下田に朝夕食付き3万円台で宿泊できる黒船ホテル。
ほぼ目の前に下田港があって、道の駅開国下田みなともすぐ近くという利便性の高い立地。
黒船ホテルは本当に素敵な宿だったわけなのだけど、ここはあえて、あらを探すように「残念ポイント」紹介します。
黒船ホテルのイマイチな点は…
以上です。
ここ最近はホテル業界も人員不足と言われているので致し方ない事なのですが、レストランのスタッフさんがかなり忙しそうで、むしろ申し訳ない気持ちになってしまった点は残念だったかなと思います!
夕食の時間に食事処に行ったものの、誰からも声をかけてもらえず放置状態で、席についてからドリンクを頼むのにも、ベルを鳴らしても来てもらえず、何度か呼んで、着席からかなり時間が経ってオーダーを取りに来ていただいた感じです。
お客様の数の割にスタッフさんが少ないのだろうなと感じたので、いっそのことお料理の説明は省いちゃって良いんじゃないかなぁと思ったり(全品説明してくださる)。
私はドーベルマン並みに鼻が利くので(たとえです)、普通の方は気にならないかもですが、廊下などは少しカビっぽい臭いがします。
建物が古い海辺の宿はどうしてもそうなりがちなんですよね。
黒船ホテルはプランによってはお手頃なので、許容範囲ではありました◎
再訪したい度
※個人の感想です。
黒船ホテルは、建物の古さはあるけれど、館内で楽しめる事がたくさんあって、飽きずに過ごせるホテル。
しかも、夏の下田に我が家は3万円台で泊まったので、これはもうかなりお得と言えます。
さて、当サイトに訪れて下さる聡明な奥さまならもうお気づきの事と思います。
黒船ホテルは、懐かしく楽しい、タイムスリップ宿だということに。
確かに、建物は古い。装飾もバブル時代っぽい。でも、懐かしくて楽しいものがあちこちに散りばめられていて、まるで違う時代に来たみたいにわくわくできる事間違いなし!
ぜひ奥さんも行ってみて!
\この宿の口コミや価格をチェック/
所在地 | 〒415-0013 静岡県下田市柿崎3−8 |
交通アクセス | 伊豆急線「伊豆急下田駅」から徒歩13分、タクシーで3分。 車で沼津から伊豆縦貫道で90分。 |
総部屋数 | 50室 |
キャンセルポリシー | 当日 :宿泊料金の100% 前日 :宿泊料金の50% 2日前から :宿泊料金の20% 3日前から :宿泊料金の20% 4日前から :宿泊料金の20% ※キャンセルポリシーは楽天トラベル記載情報を引用しています。 ※予約サイトや宿泊プランや日毎に、別途キャンセルポリシーが設定されている場合があります。プラン詳細ページと予約手続画面にて必ずキャンセルポリシーをご確認ください。 |
今回の旅の内訳
人数内訳 | 大人2名・子ども小学校高学年1名 |
プラン | 季節のお得会席 1泊2食 伊豆下田の『山海の幸』に舌鼓♪ |
予約サイト | 黒船ホテル公式サイト |
部屋 | 西館一般和室+広縁 |
宿泊月 | 7月 |
宿泊費 | プラン料金35,640 円 |