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西伊豆 雲と風と 子連れ旅|台風被害を乗り越えて生まれ変わった宿に感無量!宿泊記ブログ
2020年6月にオープンした、西伊豆戸田温泉の高台にある【雲と風と】に子連れ旅してきました!台風被害を受け生まれ変わった宿に涙…さらに素晴らしい景色が広がっていました。
マホラリゾートから、伊豆の高級宿泊施設の姉妹グループ「雲と風と」に生まれ変わると聞いた時には、さすがに少々ショックではあった。
マホラリゾートは本当に素敵な宿で、あのロケーションなのにあの金額で泊まれるの?!という穴場中の穴場だったから…
アットホームな雰囲気も良かったし、料理だって最高だった。
ところが2019年10月にマホラリゾートが突然の閉館。
2019年10月の台風で伊豆は甚大な被害を受け、マホラリゾートも例外ではなく、半年かけて生まれ変わったらしい。
…というわけで、生まれ変わった「雲と風と」に行って来ました!
西伊豆【雲と風と】に到着!デラックスツインを紹介
この日は夜18時ちょうどぐらいに雲と風とに到着する予定でいて、すでに真っ暗な峠を登っていく感じだったので「あれ…?こんな道だったっけ?」と不安だったけど無事に雲と風とに到着!
マホラリゾートが閉館したと聞いて、どんな風に生まれ変わったのだろうと不安もありつつ、駐車場は変わりなくて「そうそう、ここここ」という気分。
ただ、今までチェックインチェックアウトを行っていた一番奥(一番先っぽというか)にある建物がごそっとなくなっていて、レストラン棟にフロントができていました。
(のちにその無くなった建物は、台風被害をモロに受けて撤去された事を知る…)
以前はマッサージチェアがあった場所に、なんといけすができていた。
馴染みある廊下を進み…
今回案内されたのは、101号室。角部屋です。
雲と風との客室はほぼ以前と変わらない
雲と風との客室は、以前のマホラ時代とほぼ変わっていなくて「そうそう、ここここ~!懐かしい~!」という気分になりました。
ベッドは相変わらずフカフカだし、枕もふかふかで最高…
小上がりは広くはないけど充分。
そして何よりこの景色よ。
スマホで撮ってこれよ?????
ヤバくない…?
ここまで、以前のマホラとほぼ変わらずほっと安堵。
でもパワーアップもしていた!
ただしアメニティ関係が素晴らしくなっていた
まずアメニティ。
女性用にはドクターシーラボのセットが入っていました◎
もちろん合う合わないはあると思うけど、スキンケアセットが入ってるの、嬉しくない?!(だいたい持参しないわたし…)
そして子ども用はこちら。
子どものテンション爆上がりですよ…
このスポンジ、今でも大切に取ってあるw 使う許可が下りないw
そしてこちら!
テレビの下にはコーヒーやお茶が置かれているのだけど、コーヒーカップが洒落てる!!
もちろん宿のタイプによるけど、コーヒーカップまで置いてる宿って少ないんですよね。
コーヒーとマグが置いてあるなんて最高じゃない…?もちろんお茶だって置いてあります。
部屋には除菌アイテムも
客室内にはアルコール製剤が置かれていて、コロナ禍の新しい生活様式にも対応している点も安心感がありました◎
私たちが訪れたのは2020年秋だけど、今後は新しい生活様式が定着していくんじゃないかと思うし、お部屋にアルコールを置いておいてもらえると安心ですよね。
西伊豆【雲と風と】の客室露天風呂も生まれ変わっていた
雲と風とはマホラ時代から、全客室に露天風呂がついているのが売りでもあるのですが、
その露天風呂も生まれ変わっていました!
以前はこの通り、お風呂の先には窓などはなかったんですが、
でも今はこのとおり。
網戸とサッシが付きました。
個人的には以前のように窓がない方が開放的で好きなんだけど、窓がないということは虫も入ってくるという事なので、網戸やサッシがついた方がいいお客様の方が多いのかも知れない。
眺望はこの際、隣にあるウッドデッキに任せるとして…
【雲と風と】の夕飯は、おしゃれで映え要素アリ◎
さて少しお部屋でくつろいだあと、19時からスタートの夕飯をとりにレストランへ行きました。
以前マホラリゾートだったころは、素材をシンプルに活かしたお料理が多かったこの宿、生まれ変わってからはこうなっていた。
大人のコースは高級食材でまくりのオシャレディナー
前菜たち。
からの…
ばえみがすごい…!
これはもう女子が大好きなやつですよ。
歓声が聞こえてくるやつ。
和風ジュレかけだそうです。
こんな風にオリーブオイルも出してくれるので、かけて食べるともっと美味しい!
これだけで華やかな気持ちになったけどお次はこちら。
伊勢海老です。
そしてそして…サーロイン。
おっしゃれ・・・
から~の、
金目鯛ッ…!
どういうこと!!
ちょっとこれは西伊豆界隈でいちばんおしゃれなのでは…
さて金目鯛煮つけとともにご飯とお椀が出てお料理は終了。
雲と風とのキッズメニューはこんな感じ
子どもの夕飯はこんな感じでした!
セイロの中にはシュウマイが入っていたと思う。
マホラ時代と大きくか変わっていず、子どもはぺろりと完食。
多くもなく少なくもなく、小学校低学年なら十分という量でした♡
雲と風と自家製ソフトクリームが激うまだった
そして食後には、雲と風と自家製のソフトクリーム。
これがめちゃくちゃヤバかった。
用意されている戸田塩をお好みでかけて食べるのだけど、いやぁ…永遠と食べられやつ…うますぎて仰天した。
戸田塩ってなに?という方は別記事で紹介しているので読んでみてくださいね。
戸田で手作業で作られている塩で、我が家でも愛用しています。
このソフトクリームはお変わり自由、子どもにも同じものがついてきました。
本当は何杯でも食べたいぐらいに美味しかったけど、お腹が弱い私は1杯だけで我慢…
【雲と風と】のキャンプファイヤーと夜の景色
夕飯を食べ終えた私たちは、久し振りに訪れたこの場所を夜散歩。
雲と風とに生まれ変わり、キャンプファイヤーが焚かれているとのことで、宿泊している方がのんびり火を眺めて過ごしていました。
キャンプファイヤーというともっと大きなものを想像していたけど、焚火に近い感じ。
パチパチという火の音、癒されます…
近くではプロジェクターで映画が上映されていました。
生まれ変わりっぷりにびっくりだよ…
確かバックトゥザフューチャーだったと思う。
キャンプファイヤーごしに映画をボーっと眺めることができて、上を向けば星空。最高すぎない??
さらに奥へ。
そういえばここには以前、フロント棟があったはず。
今はこの通りハンモックが置かれていて、建物の跡形もなくなっていました。
今こうして何も遮るもののないこの場所にあった建物は、遮るものがないからこそなのか台風の被害が大きく、取り壊したみたい。
マホラリゾート時代の雰囲気も好きだったけど、この解放感は台風被害からの起死回生としては大正解なのでは!!
敷地の一番先端から建物の方を見るとこんな感じ。
素敵でしょう?!
ちなみに、防寒用のベンチコートの貸し出しがあります。
ちゃんと消毒済と使用済みで分かれているのも、新しい生活様式に合わせた配慮で素敵♡
【雲と風と】朝の景色圧巻!これは素晴らしすぎる
さて翌朝。
デッキからの景色は相変わらず、駿河湾越しに雄大にそびえる富士山に息をのむ感じ。
鳥のさえずりと波の音、風の音しかしない場所なんです。
朝食前に、さっそく散策!
本当に【雲と風と】としか言いようがない絶景
いやもうこの時点で察しはついていたけど、素晴らしすぎました。
しばしご堪能ください。
…やばくない?この絶景…
ハンモックに失礼して…
ハンモックに寝転んで富士山見えちゃうの、凄くない…?
この景色はまさに「雲と風と」としか言いようがない。
ハンモックに包まれながら、風が雲を運んでいくのをぼんやり眺めていると、世界一優雅な事をしているのではないかと思っちゃう。
そうそう、私はディズニーの中でモアナが一番好きなんだけども、「空と海が出会う所は~」って歌を大声で歌いたい衝動にかられましたね。出会っちゃってるじゃん!!
【雲と風と】の朝食は
朝食はこのほかに、干物やごはんとみそ汁がついてきました。
シンプルでごちゃごちゃしすぎず、食べたいものがちゃんとそろっている感じ。
子ども用です。
朝食にもソフトクリーム~♡
お腹が弱い事をこれほど悔やんだ事はない…
【雲と風と】イマイチだった点も
大好きなマホラリゾートの閉業で、半年間待ちに待った雲と風と。
素晴らしくなった点もありつつ、残念だった点もありました。
それはこの2つ!
- 夕飯と朝食、席が固定なのが残念!
- 朝食の時、子どもの分が10分以上遅れてきたのが残念!
※あくまでも個人的な感想です。
マホラ時代からそうだったのかも知れないのと、マホラの時は我が家がたまたま窓際だったから思い至らなかっただけなのかなとも思うのですが、
夕食朝食で窓側のお客様を入れ替えたらいいのにー!と贅沢な事を考えてしまった。
とても素晴らしい景色だから、朝か夜かどちらかだけでも眺めながら食事できたらなって。
もう1つは朝食の時に子どもの分が用意されていず、大人の料理が出てから10分以上経って配膳された事が気になった。
子どもの料理が後に出てくるというのはかなりレアな現象かなと思う。
ただその後、干物が出てくるのも時間がかかっていたので、もしかしたら単に人手が足りなかったのかもと思いました。コロナだしね…
とはいえ、強いて挙げればというレベルで、のんびりと散策をしながら待つのもまたいい時間。
だってこんな景色が広がっているんだもの!
西伊豆【雲と風と】子連れ旅|台風被害を乗り越えて生まれ変わった宿に感無量!宿泊記ブログ、さいごに
【雲と風と】をレビューしました。
マホラ時代からそうだったけど、この絶景はこの場所でしか楽しむことができない唯一無二の存在なので、ぜひ行ってみてくださいね。
これからもマホラ時代同様、時々行きたいと思います♡
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