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ゆるとりっぷ
(なるべく)混んだ場所に行かない・待つ場所に行かない・頑張らない、をテーマに、子連れ旅とレジャーをママも楽しむためのヒントをお届け!

宿は予約サイトとのギャップや価格から見た満足や、レジャースポットは実際に行ってわかった混雑度や所要時間など、得意エリアを持つママがレポします。

割烹旅館うおしづ 子連れ宿泊記|古いから懐かしい、渓流沿いの露天と料理が最高の宿

奥湯河原 割烹旅館うおしづ 子連れ宿泊記 客室露天風呂も天然温泉、渓流沿いの美食宿口コミレビュー|子ども連れ旅行ブログ

神奈川県奥湯河原の全室客室露天風呂付き宿「割烹旅館うおしづ」に子ども連れで宿泊してきました。我が家の子連れ宿泊記とともに、宿の雰囲気やアメニティ、満足度をレポートします

神奈川県の温泉の中で私が最も憧れる”奥湯河原”なんです。

でも奥湯河原って高級宿ばかりで、我が家には手が出ない(断言)。

そんな奥湯河原の一番奥にひっそりと、比較的お手頃な価格で泊まることができる旅館があるじゃないの…なんで今まで気付かなかったの…

しかも渓流沿い、しかも部屋には露天風呂付き(温泉)、しかも部屋食っていうんだから、こりゃ泊まらない理由はないでしょ?!いやマジでなんで今まで気付かなかったの?!

というわけで、奥湯河原の一番奥にある「割烹旅館 うおしづ」に行ってきました。

良い意味でおばあちゃんちみたいで、懐かしくて最高でしたよ♡

»宿の詳細・宿泊費を先に見る

もくじ

割烹旅館うおしづにチェックイン

この日我が家は★ぐらんぱる公園で遊んでから湯河原に向かったので、うおしづに着いたのが17:00過ぎ。

もうだいぶ暗くなっていました。

湯河原駅の方から湯河原パークウェイを奥へ奥へと進んで行くのですが、途中からこんな風に…

「え…だ、大丈夫…?」という道になっていきますが大丈夫です。この先に宿が3軒あって、そのうちの1軒が今回のうおしづです。

駐車場がトリッキー!

うおしづに着く直前に車場のような空き地があり、うおしづと書かれていたので空いている場所に停めたところ、向かいの宿の人が出てきて、向かいの宿のお客様と間違われてしまいました。テへ☆

うおしづの方に聞くと、建物の横の屋根付きの駐車場に停めてくれとの事だったので、そこに停めさせていただきました。

が…

いったいあの空き地のような駐車場の「うおしづ」の看板はなんだったのだろう…

いや、私にはただの空き地っぽく見えたけど、実は区画が別れていて、向かいの宿の区画とうおしづの区画があったのかも。

車を停めていよいようおしづの中へ!

いや懐かしくて涙出るわ

うおしづは広い三和土で靴を脱いであがるタイプの宿で、ロビー(と言っていいのか)には囲炉裏があったりして、パッと見た時に
「え…懐かしい…」という気持ちで満たされてしまった。

座り方に性格がにじみ出ている各々

まだ11月だというのに奥湯河原はストーブが必要なぐらい寒くて、ストーブを焚いていてくれたんです。

その匂いもなんか懐かしかったし、とにかくおばあちゃんち感がすごかった。

真新しさはないし、古いんだけども、それがなんともいい味出してるんですよ。

フロント周りとかちょっとごちゃごちゃしてるんだけど、それも込みでおばあちゃんち感溢れている。懐かしくてタイムスリップしたみたいでうっかり涙出そうになったのは多分歳のせいかな…

(あとおばあちゃんちこんな立派な囲炉裏とかないしw)

割烹旅館うおしづ 客室レポ

どことなく、イントネーションが懐かしい中居さん(私は小田原出身なので、湯河原に近いです)にお部屋まで案内してもらいます。

廊下をぐるっと周り、渓流沿いのお部屋へ。

こたつが用意されていて、雰囲気が完全におばあちゃんち

うおしづの10畳+2畳の客室がこちら!

これは広縁の2畳側から撮影しているので、2畳の方を向くとこんな感じ。

もう雰囲気が完全におばあちゃんちなのよ。

夫が「落ち着く〜…」と、今まで見たこともないような力の抜けた顔をしていた。

床の間と反対側には出窓があり、そこに全員分の浴衣や帯、羽織やタオルなどが用意されています。

中居さんがお茶を入れてくれて一息。

お着き菓子は湯河原名物のきび餅。

湯河原にはきび餅を製造販売している和菓子店がいくつかあるけど、これはゑふやのきび餅ですね♡

湯河原のきび餅は私も息子も大好きなんだけど、甘さが控えめで優しくフワッと溶けて、気付いたら空気を吸うレベルで食べちゃう代物なんです。(この時も個包装ではない大容量のものを購入して帰りました。)

中居さんが入れてくれたお茶ときび餅、最高じゃないか!!!!

客室露天風呂と月見台(ウッドデッキ)付き

さて、我が家の今回の旅のお目当てがこちら、客室露天風呂。

じゃん!

到着したばかりの頃はこんな感じで薄暗かったので、翌朝の写真を…

いや最高かよ

温泉については後ほど説明するとして、こんな風に月見台もついているので、温泉の後に涼むこともできるってわけ!

眼下には渓流。川の音を聞きながら木々を眺めるという贅沢…

なんなのマジで…(渓流沿いの宿です)

割烹旅館うおしづ 大人のアメニティ・子どものアメニティ

うおしづのアメニティは、フェイスタオル、バスタオル、歯磨きセットなどの基本的なものと、浴衣や足袋ソックス。

特筆するようなアメニティではないけど、基本的なものは揃っています◎

露天風呂にもシャンプーなどが備え付けられていて、洗面室に女性の化粧水や乳液の他、男性用のアメニティも揃っていました。

ただ、その男性用のアメニティもめちゃくちゃ懐かしいやつだった。

資生堂のアフターシェーブローションみたいな私の父世代が現役時代に使っていたようなやつなんですけど、わかるかなぁ。

こんなところまでノスタルジック醸し出してきやがって…うおしづ、オマエってやつは…!!

うおしづの子ども浴衣

うおしづでは子どもの浴衣を借りることができます。

渋くていい〜!!!!すごく好き!

しっかりとうおしづって書かれているからオリジナル浴衣なの?!お魚の漢字が書かれていて本当に好き!

子どもの帯はお腹のところに板が入っていて結びやすかったです♡

割烹旅館うおしづ 料理・食事レポ

さてお楽しみの食事を紹介していきましょう。

今回はお部屋食でした。

夕食

本当にうおしづには申し訳ないのですけども、正直言って食事にはそれほど期待していなかったんです。

今回は温泉メインで宿を選んだのでね…

ところがどっこい!

うおしづのお料理はどれも美味しかったな〜!

似たような味付けがないから飽きないし、

お造りは派手さはないけど、しっかり全部新鮮で美味しいしちょうどよい。

素材の味がしてすごくシンプルなようでいて手が込んでいるし。

炊き込みご飯が銀杏だったので、中居さんに「銀杏だけど大丈夫ですか?」って聞かれたけど、銀杏好きな私と夫はむしろ歓喜してしまった。

赤だしも美味しかったなぁ…器が素敵。

量が少なすぎず多すぎず、負担にならない感じが最高だったし、旅館のお料理って品数が多いから似たような味付けのものがあったり、口に合わないものもあったりするけど、うおしづは全部美味しかった。

お料理全く期待していなかっただけに(失礼)感動してしまった。

今回は夜食付きだったので、おにぎりをいただきました。

たくあんも添えてあって、なんかマジでおばあちゃんちに来たような優しさに包まれましたね…

朝食

うおしづの朝食も美味しくて、なんと言っても量がほんと絶妙。

アジの干物も美味しかったなぁああああ

どこで仕入れてるのか聞いちゃったぐらい。

子どもの食事

うおしづのお子様料理です。

ねぇ、もうこれ、おばあちゃんちでしょ完全にww

孫への愛溢れちゃってんのよww

大きなハンバーグと大きなエビフライ、でも野菜もしっかり食べてねって思いが溢れちゃってんのよ…最高かよ!!

ごはんはこのツヤですよ?

うおしづなら、小さなお子さんも満足するに違いない。

割烹旅館うおしづの温泉・お風呂

うおしづは全室に客室露天風呂が付いているんですが、今回我が家が泊まったのは渓流沿いのお部屋。

川の音を聞きながら、のんびりと温泉を楽しむことができます。

この客室露天風呂ももちろん温泉で、加温した温泉を出す蛇口が付いているから、好みの熱さに調整できるのです。

露天風呂の他に、お部屋には内湯もついていました。

大浴場の露天風呂も渓流沿いで気持ちよかった!

ただ、大浴場は薄暗い階段を降りていく必要があるので、好みはわかれるかも。

割烹旅館うおしづの残念ポイント

うおしづは数々のアワードを獲得している宿で、楽天トラベル評価4.6、じゃらん評価4.1。

お部屋の露天風呂が最高すぎて、カラスの行水の私が、ずーーーーっと浸かっていたぐらいに本当に良いお湯だったし、お料理も美味しかった。

そんなうおしづの残念ポイントを敢えてあげていきたいと思います。

接客は好みが分かれるかも

地元の方が運営している昔ながらの宿っぽいので、接客は丁寧というより”ちゃきちゃき”という感じです(もちろん中居さんによると思います)。

ちゃきちゃきっていうかサバサバ?とにかくそういう感じなので、良い悪いは別にして好みは分かれるかもとは思いました。

私は小田原出身なので、逆に口調に懐かしさを感じて居心地良かったですけどもw

古さは感じる

私も夫も「懐かしい〜!!」と感じたうおしづですが、まぁ私たちが懐かしいと感じるぐらいなので、つまり古いですw

バスタオルなども古い感じだし、珍しいほどに昔を維持している感じというか…

ほら、最近って温泉宿のリニューアルすごく多くない?!そういうのに慣れちゃってると「随分年季入ってるな」と感じる部分が多いです。

だから好みは分かれそう。

でも個人的にはうおしづには、もうこのままリニューアルせず今のまま行って欲しい。

とにかくめちゃくちゃ落ち着くのよ…はまる人にははまる宿、それがうおしづ。

チェックアウトの時に懐かしいものを発見してしまいました。

息子が「え…なにこれ?」って言ってたの!!!今の子って公衆電話知らないのよ?!そんな〜!!

宿を出て1枚。

うわぁ〜!すごく綺麗!!

うおしづの先はこの時、通行止めになってたから、紅葉撮り放題だった。

奥湯河原を満喫できました♡

割烹旅館うおしづ 子連れ旅行の感想まとめ

再訪したい度

施設・建物
イマイチ
最高
部屋
イマイチ
最高
料 理
イマイチ
最高
接 客
イマイチ
最高
予約サイトとのギャップ
ギャップ大
ギャップ低
価格からみた満足度
イマイチ
満足
子連れ旅おすすめ度
イマイチ
最高

※個人の感想です。

以上となりました。

ここまでお読みいただいて、カンの鋭い奥さんはきっとお気付きのはず。

うおしづは高級旅館が並ぶ奥湯河原にありながら、気取らず飾らず、まるでおばあちゃんちのように心落ち着く、最高の宿だってことに。

建物やお部屋は古く、予約サイトの写りの良さをそのまま真に受けて行くと少し「あれ?」と思う部分もあるかと思います。

でもあの感じ、”ちょっと最近疲れちゃったな〜〜”なんていう人に絶対はまると思うから、ぜひ旅の候補に入れてみて!

割烹旅館うおしづ 基本情報・宿泊費

所在地〒259-0314神奈川県足柄下郡湯河原町宮上784-52
交通アクセスJR東海道線 湯河原駅より車で10分
総部屋数10室
キャンセルポリシー当日        :宿泊料金の100%
前日        :宿泊料金の70% 
2日前から     :宿泊料金の50% 
3日前から     :宿泊料金の30%
※キャンセルポリシーは楽天トラベル記載情報を引用しています。
※予約サイトや宿泊プランや日毎に、別途キャンセルポリシーが設定されている場合があります。プラン詳細ページと予約手続画面にて必ずキャンセルポリシーをご確認ください。

今回の旅の内訳

人数内訳大人2名・子ども小学校低学年1名
プラン【ちょこっと夜食付き】露天風呂付のお部屋で味わう贅沢な時間・・・温泉で癒されよう◇
部屋渓流沿い露天風呂付客室和室 10.00畳+次の間2.00畳
予約サイトるるぶトラベル
宿泊月11月
宿泊費61,250円
※宿泊費はGOTOトラベルやクーポン適用前の価格です。

各予約サイトの最安値とクーポン

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